困った時、
悲しい時に現れるランプの精さん
いよいよ辛かった体験談
2005年7月8日  入院
いよいよ合宿当日だ。
5時半に起き簡単な朝食の準備をした。
食欲は無いけれど 少しでもお腹に入れたほうがいいだろうと 無理無理パンと紅茶で流し込んだ。
何時も寝坊の犬のなっちゃんまでも 異様な雰囲気を察知したのだろう。
キョロキョロして 着いて廻ってくる。
10時までに入院の受付をするため、やはり 早めに家をでた。
甲州街道に出るまでが混むから・・・

8時に家を出たが 何時よりも空いて居たような気がする。
入院手続きのカウンターに診察券と保険証を提示し 必要な書類が渡され 整形の受付に「今日入院です」ほど無く名前が呼ばれて レントゲン室に行くように指示が出た。
オドオドしていたんだ・・・
Tシャツがなかなか出てこない・・・ バックの中を引っ掻き回しても見つからない。
一息ついた・・・・
な〜〜んだ 自分が持っていたバックに入っていた。
上向きで一枚 横向き一枚 椅子に座り バンザイをした状態で前傾一枚 後方に反る「これが辛い」
これも一枚
レントゲン室を出ると 整形外科の担当の看護士さんがお迎えに来ていた。
「あ! 主人が外来に・・・」な〜〜だ 良く見たら 主人もそばに居た。
キット 整形の外来でも 「池田さん 池田さん〜〜」 呼ばれたんだろう。
言うこと聞かないフラフラしている人だから。

今夜からの合宿宿は10Fらしいぞ。
着くまでの間 院内の様子を説明してくれた。
10号室が私のお城になるらしい。
個室を希望したが 急遽4人部屋に変更! 「個室は隔離されているみたいで寂しいよ・・・」
先輩談

入院に必要なものが揃っていない物が沢山在る・・・・出歩くのが億劫だったから。
売店に行けば全て揃うよ〜〜
午後から夫は仕事なので その前に全部用意した。

そのとき浴衣三枚 並べていたら 先輩格の人が三枚もいらないよ。
これからモットお金がかかるから 不要なものは返品しておいで・・・という事で
私も三枚もいらないよなぁ〜〜2150円返金。
そのほか 問題の整形外科セット
これはベットが汚れないように引き物で オムツを平らにしたものを想像してください。
それか 生理用特大パット。その中には昔の便所紙。
この後この便所紙には大変お世話に成ったのでした。

準備するものとは その人の安静の度合いにより 持ち物がかなり違ってくる。
病院のしおりの入院のしおり 余り役に立たなかった。

買い物の後夫は会社に出たが (昼ごはん有る?)何言っているんだよ〜〜
これから自分で何でもしなきゃならないんだよ。
冷蔵庫は空っぽでいいって言ったのは 本人だろうに・・・

手術で使う”抗生剤”のバッチ検査をした。右腕の内側「タッパオンタッポン柔らかい所)に
2種類注射をした。
そうこうする内 昼食時。
食事と寝るところは別な様子。
昔と違うんだなぁ~~と変なところに感心もした。
私もみんなに付いて行った。
「名前のところに座るのよ」教えてくれたが 無いよ〜〜〜
私の名前が・・・・
ナースセンターにお得意の「すみませ〜〜ん私は何処へ座ればいいですか?」
歩行困難だから お部屋食にしょうと思って居たのよ!」
「だいじょうぶで〜〜す 手術までみんなと食べます〜〜〜」
その日から先輩たちの仲間入り 「痛い 痛い!」
そう言いながら食べている人もいれば ダイエット食をお願いしたのに
お部屋で直ぐパンを齧っている先輩・・・大阪から来ていた人長野からの人
いろいろな人が居ました。
その日の昼食は 酢豚 ほうれん草 にんじんの胡麻和え 小松菜のお浸し さくらんぼう 
1600カロリー
う? 何これ 随分コッテリした昼食で 少し驚いた。


隣の席に座った人が 間違え別な名前のお盆のものを食べてしまった。
そうか お盆に名前があるということは その人の年齢 症状によって
食べ物が違うんだと・・・・一つおりこうさんに成った。(これ常識?)

間違えた人のものは酢豚でも鶏肉を使って居た。
それに甘い煮豆 
ご飯が足りなかった。 いかに毎日が食べ過ぎていたかと 反省した初日だった。。

13階に眺めのいいお風呂が在るということで お風呂セット持参で行くことにした。
売店に行きボディシャンプーを450円と整理籠100円購入
入院準備品の中にボディシャンプーは無かった・・・・
入院から退院退院までのスケジュール表が渡された。
そこには 手術当日は朝必ずトイレを済ます。
出なければ浣腸をする。
と書いてある。
今 痔が痛いんだ〜〜〜夜下剤貰って飲もう〜後は神様にお願いするんだ。
そして食事は手術翌日から普通食になる。
安静期間は3週間一人で横向きになることもしてはいけない・・・
手術後ベットに移されるときはどんな風なの?
食事の時にみんなでワイワイ 言いながらどんな格好か見学に行くから・・・
股関節の別の部屋の人が「安静にしている時 足クチュクチュしてあげる・・・」
等など 人のこれからの辛さを心配するやら面白がるやら・・・賑やかな昼食だった。

心配した「整形外科セット」はオムツではない事が解りホットした。
説明します。
ブルーのオムツに見えたものは シーツを汚さないように引くものです。
そして チリガミ(よく言う便所紙)は安静期間中ベット上でのトイレの時に使うトイレットペーパーだ。
後で説明する時が在るけれど しっくり柔らかく良く出来た便所紙です。
これも後々出てきますが よく使った・・・・

お風呂から帰ってきたら着替えが無い・・・・後から持ってきてもらうバックの中だった。
今度夫が来るのは、手術の日だ。
まぁいいや 今日着たばかりだからこのままで・・・・
最初から全部持ってくると それこそ海外旅行かよ〜〜
の荷物状態だったので スケジュールが良くわから無かったけれど 大体こんなところだろう!
そんな安易に用意したのが失敗だった。
安静期間によって持ち物も違う事 このときまで解らず 女での無い我が家は大変な不自由な生活を
強いられることになるとはこのときは知る由も無かった。

あ〜〜〜ぁ お腹がすいたなぁ~~~
見渡せば冷蔵庫も本棚もlある。
名前を書いて自由に使用できるらしい。 買って来た本も入院する前に読み終わってしまい
これからどうしようか〜〜??心配する事も無かった。
沢山あり退屈する事も無かった。

4時頃担当の先生から説明があった。
レントゲンの結果を見せられ 詳しく説明もされ 只の圧迫だけであれば骨を削って圧迫を和らげることで
安静期間は短く楽な入院生活だが 私の状態は「すべり症」第4&5がズレテイルということ。
この骨のずれを 支えなければ成らない。
そこで 骨盤に不用の骨があるということで その骨を取り除きズレテイル骨を両脇から支え 
安静期間は三週間だと このとき始めて聞かされた。
ここで最初の持ち物に誤算が生じ 又ここでも不自由な生活を知らされた。

先生に全てお任せするという事で 納得し気持ちも落ち着いた。
然し 担当の先生は、爽やかでとてもl好感の持てるイケメン先生だ。
人気も有るんだろうと感じた。
この事も後に詳しく触れたい。

6時夕食 やはり薄味だ・・・お漬物が欲しいなぁ~~~7時30分 担当の先生がご機嫌伺いに来てくれた

9時「電気消します・・・・・」
テレビも見る気もなく なかなか眠れない
小田急線 中央線 埼京線・・・・踏切の遮断機の音 夜中の貨車の音で眠れない。